2011年11月7日月曜日
レッドベアサバイバルキャンプを開催しました!その1
10月8日(土)、9日(日)神戸市立自然の家にてレッドベアサバイバルキャンプを開催しました!
天気にも恵まれ、これまでのゼミで学んできたり、企画してきたことの集大成のキャンプです。
参加された家族の方々、サポートスタッフのみなさん、アドバイザーの方々を
合わせて、93名もの参加があり、盛況なキャンプとなりました。
まずは荷物の運び出しから始まります。
2日分の道具や材料なので、沢山の荷物です。みなさんで手分けして運び出しました。
参加家族の方々も会場にやってきました!
名札(色つきガムテープ)に名前を書いたら、レッドベアサバイバルキャンプオリジナルカンバッジと
オリジナル軍手をうけとります!
バッジには幾つかの種類が存在します。最初にもらえるバッジは「レッドベアサバイバルキャンプ」に
参加するともらえるバッジです。その他のバッジは様々な企画に参加して条件を満たしたり、技術や
知識を習得するともらえます。また、キャンプを通して活躍するともらえる特別バッジもあります。
神戸市立自然の家の職員の方から施設についての説明と、永田先生より今回のキャンプの
趣旨と目的について話していただきました。
第4回目のゼミにもお越しいただいた、人と防災未来センターで阪神・淡路大震災についての体験を語り部ボランティアとして伝えている、秦詩子さんにお話しいただきました。
永田ゼミ第2回追加講習で学んだ、応急救命講習を行いました。救急救命用人形をつかって、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用方法と設置場所などについて、講習をしました。
テント場へ移動し、インフラ・シェルター班からテントの張り方について講習をしました。
講習を受けて、参加家族のみなさんにもテントを張っていただきました。張ったテントは
家族ごと宿泊することになります。
テント張りが終わるといよいよ昼食です。みなさんにあらかじめ用意していただいた非常食を
食べます。非常食を用意しておく事の大切さ、非常食の効率的な備蓄方法などについて説明がありました。
各家族ごとに用意していただいた非常食を紹介していただきました。中には海外製の美味しい非常用
缶詰めを用意してきて下さった家族もいらっしゃいました。
こちらは料理班で用意した非常食です。さまざまな種類の非常食が並んでいます。
これらの非常食は試食する事ができ、最近のアルファ米の非常食はどれも美味しく食べる
ことが出来ました。
特に面白い非常食を用意していただいた2家族には、「サバイバルクッキング」バッジが
渡されました!
その2へつづく
ラベル:
レッドベアサバイバルキャンプ
レッドベアサバイバルキャンプを開催しました!その2
昼食を済ませて、午後からはレクリエーション、サバイバル、料理、インフラ・シェルター班の各班に分かれてワークショップに参加していただきました。各ワークショップでは、各班個別に作業をするのではなく、その作業が後に全員のためになるようなものを企画しました。
【レクリエーション班】
レクリエーション班ではおもにキャンプの娯楽の部分を担当しました。ワークショップでは「キャンプファイヤー組み木製作」、「灯明製作」、「フォークダンス練習」を行いました。
「キャンプファイヤー組み木製作」
薪をみんなで協力して運び、キャンプファイヤーの組み木を製作しました。キャンプファイヤー中は様々なイベントを企画しているので、キャンプの火が途中で消えてしまっては好ましくありません。火の燃え方は組み木でほぼ決まるので、真剣に薪を積みました。
「灯明製作」
灯明はキャンプファイヤーを彩る灯りです。色とりどりの不燃紙で出来た紙袋に、重しとして砂を入れてその上にキャンドルを入れます。あとは火が暮れたら点火するだけです。
「フォークダンス練習」
キャンプファイヤーで踊るフォークダンスの練習です。他の参加者にも教えられるように、しっかり練習しました。
【サバイバル班】
サバイバル班は非常時に役立つ技術と知識を教える企画を担当し、「ペットボトルろ過器製作」、「火起こしチャレンジ」、「空き缶ランタン製作」を行いました。
「ペットボトルろ過器製作」
ペットボトルと活性炭、砂、わた、ガーゼといった、身の回りの材料を使って簡単なろ過装置を製作しました。正しい順番で材料を組み合わせないと、上手く浄化できません。
「火起こしチャレンジ」
「まいぎり式」と呼ばれるオーソドックスな火起こし方法です。棒とひもを使い、2人以上で協力して火種を起こします。火種が出来たら、麻ひもを綿状にほぐしたものに入れ、息を吹きかると火が起きます。
「空き缶ランタン製作」
火が暮れた後のテーブルを照らす照明として、アルミホイル、ティッシュ、サラダ油でつくるロウソクと空き缶を組み合わせて、身近な材料で作れるランタンをつくりました。空き缶にきりで好きな模様を開ければオリジナルランタンの出来上がりです。
【料理班】
料理班では、食事全般を担当し、ワークショップでは翌朝の朝ごはんで食べるための保存食つくりとして「燻製製作」と「パンつくり」を行いました。このプログラムには、株式会社「METZGEREI KUSUDA」の楠田シェフ、千葉シェフにご協力いただきました。
「燻製製作」
ダンボールで簡易な燻製器を製作して、ベーコンを調味料で下ごしらえし、いか、チーズ、かまぼこなど様々な食材と一緒に燻して、おいしい燻製食材をつくりました。
「パンつくり」
今回は飯ごうでつくれるパンをつくりました。みなさんでパンの生地を混ぜて、飯ごうにいれて生地を発酵させたあと、かまどでじっくり焼き上げました。
【インフラ・シェルター班】
インフラ・シェルター班では非常時に様々な場面で役立つロープの結び方と、ロープの結び方を応用してハンモックやシェルターを製作しました。ロープワークでは神戸市消防局の方々に協力していただき、プロの技術を教わりました。
「ロープワーク」
ロープワークでは結びと解きが手軽な「もやい結び」と、「かた結び」、棒や木にロープをくくりつけるときに適した「まき結び」などについておそわりました。
「ハンモックつくり」
ロープワークで覚えた「まき結び」を応用して、ハンモックをつくります。大人が寝てもほどけない、頑丈なハンモックが完成しました。
「シェルター(囲い)つくり」
ロープワークの技をここでも応用して、木と木に括りつけたロープを足がかりにダンボールを固定して、囲いを組みあげていきます。参加家族のみなさんと協力して立派な囲いが完成しました。
その3へつづく
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