翌朝です。10月の六甲山はかなり冷え込みました。
冷えた体を暖める為に、体操をします。「防災体操」と名付けられた体操を行いました。
テントは畳むことになるので、その前に露などで湿った部分をある程度乾かします。テントを横にひっくり返し、しばらく干します。
朝食の食卓です。朝食はそのままでも食べられる食材を用意しました。同時にコンロも用意して、温めて食べる事もできます。食材を温めて食べることの美味しさを知って欲しいとの理由からこのような朝ご飯を用意しました。
ワークショップでつくった飯ごうでパンや様々な燻製食材も食卓に並びます。パンはもちもちしていて香ばしく、燻製食材には程良くスモークの薫りがついて贅沢な味わいになっていました。
好きな食材をよそっています。やはり燻製食材と飯ごうパンはすぐに無くなってしまいました。
子ども達が食材を火にかけています。温めた食材はさらに美味しくなりました。
朝食後はレッドベアオリエンテーリングを行います。オリエンテーリングでは1日目に学んだことをゲーム形式で復習します。まず各チェックポイントが記載されたマップを配布します。各チェックポイントでゲームに挑戦し、獲得したポイント分をシールとして集めて、このマップに貼っていきます。
スタートの順番を決めるくじ引きです。チェックポイントは親子で協力し合い回っていきます。全てのチェックポイントをまわりきった家族から、先着順でボーナスが加算されます。
■「はっきょーい。おこった！おこった！火起こしチャレンジ」
火起こしチャレンジでは、制限時間内に火を起こせるか、火種を麻ひもに移せるか、火種に火を付けることができるか、といった条件でポイントを付けました。
■「テントが転倒！早くたテント！テント張りチャレンジ！」
テントをどれだけ素早く張ることができるかを競うテント張り競争。どれだけ早くテントを張れるか、きちんと間違えずに張れているかといった基準でポイントを競いました。
■「やっとく！？ナゾ解くヒモ解く、ロープリレー！」
ロープリレーでは「本結び」、「もやい結び」、「まき結び」といった1 日目に学んだ内容をそれぞれ結ぶことが出来るかでポイントを付けました。
■「さあ作ろう！食器がなくてショッキング！紙食器チャレンジ！」
紙食器チャレンジでは、制限時間内にいくつの紙食器を折ることが出来たかと、特に難しい折り方の紙食器を制限時間内に折ることが出来るかどうかでポイントを付けました。
■「何救う？金魚？ヨーヨー？あなたを救う！！応急救命」
応急救命のクイズ（全8 問）。1 日目に学んだ心臓マッサージ、人工呼吸、AED の手順を学んだ通りに実践できるかどうかを試しました。
■「助けろ！ケロケロ！毛布で担架。タイムトライアル！」
重さ20kg 程のカエル君人形を毛布で運び、そのタイムを競ってポイントを付けます。毛布を担架の代わりにしてケガ人を運ぶことができる方法を学びました。
■「覚える。言える？備える防災。持ち出し品サバイバル！」
災害時にも役立つ20 点の防災グッズを1 分で暗記し、その正解数でポイントをつけます。
■シークレットポイント
シークレットポイントは見つけるとボーナスシールがもらえる場所です。この場所で「ヤッホー」と叫んで、備え付けのボーナスシールをマップに貼ることができます。
その6へつづく
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