5月17日(火)+DESIGNゼミvol.3 「生きる力を育み、地域コミュニティ再生を支援する
『(仮称)防災サバイバルキャンプ』」がはじまりました。
講師の永田宏和先生から、このゼミを開催している「KIITO」の施設や「KIITO」の様々な活動の紹介、『(仮称)防災サバイバルキャンプ』ゼミの概要と目的について、説明されました。
このゼミのテーマを掲げるに至った経緯は、3.11の東日本大震災を受けとめて、人間の力では絶対に防げない事もあるという事を認識し、これまでのような便利な生活、都市への依存を脱却して、2つのソウゾウリョク(想像力と創造力)を身につけ「人間力」を高める為の方法として、キャンプの企画と実行を目標としたそうです。
キャンプでは、アウトドアで楽しくキャンプをするという事と、その中で様々な技と知識を身につけるという両方を実践できるような場を理想としています。 このゼミでは、キャンプというテーマで提案をしてゼミが終わるのではなく、キャンプの実践もゼミの課程に含まれ、さらにその後も継続してキャンプを運営するような組織をつくりだし、プロジェクトを継続していく事も目的としています。
今回のゼミでは「ゼミ生」としてではなく、プロジェクトをまわすプロジェクトチームメンバーとして関わって頂けるようなゼミの参加者を募集いたしました。
ゼミでは、キャンプのプログラムの企画(こんなキャンプにしたい、中高生もキャンプに呼び込むような仕掛けなど)やロゴのデザインなどによるキャンプのブランディングといった事を毎回進めていく予定です。それぞれの企画ごと興味のある人々でグループをつくり、作業を分担して全体としてのプロジェクトを進めていくような運営体制です。
永田先生より、ゼミの概要を話して頂いた後に、参加者の方々には自己紹介をしていただきました。 前回の+DESIGNゼミvol.1(講師:永田宏和先生)やvol.2(講師:槻橋修先生)に参加された方で、継続して今回のゼミにも参加して頂いた方や、様々な職種の方々、学生の方々に参加いただき、今回の「(仮称)防災サバイバルキャンプ」への思いも話していただきました。
参加者同士今回のゼミに対する意識の共有をはかれたところで、永田先生より次回までに考えてくる課題が発表されました。
【次回までのゼミまでの課題】
■(キャンプを)どこでやるのか
キャンプ場を運営している団体などと繋がりがあれば、そのネットワークを有効に活用して、キャンプ場を提案する。今回のゼミでは野山でのキャンプで予定しているが、ゆくゆくは都市の中で気軽に集まってキャンプがしたい。
■誰を対象とするのか
小学生を対象とするのか?、子供を含めたファミリーを対象とするのか?、中高生などを対象とするのか?、を考える。
■どんなことをするのか
こんなキャンプをやってみたい!、こういうプログラムはどうだろう?(火起こしのワークショップ、大鍋料理)という提案や、こういうキャンプを知っている、という事例があれば挙げてみる。
これらの3つの課題について次回のゼミまでに、考えてみてください!
次回のゼミは5月24日(火)です。まずは風呂敷を広げてみるところからはじめてみる、と永田先生よりお話しがありました。 可能性をみなさんで考えていきましょう!
【ゼミの様子】
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